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2011年7月12日 (火)

SMC PENTAX-F AF アダプター改の試写(その2)

前回の改造にて、レンズとカメラとの間のケント紙で作った筒をハレーション対策で植毛紙に変更して、DA★300mmで撮影したところ、サギの輪郭の周りがボヤ~とぼやける現象が確認できました。

下の写真は、ピントが合ってませんが、輪郭に着目してください。(ピクセル等倍)

Imgp4669_

この現象は、少し絞りを絞っても、改善されませんでした。

原因がよく分からず、レンズセル内のレンズの光軸でもずれているのか?と思い、再度分解しました。(光軸がずれるとどんな現象がでるのかは、もちろん知りません・・・(^^ゞ )

すると、植毛紙で高さを22mmとした土台(内筒)の厚みが薄いため、レンズを上から軽く押えただけでぐらぐらするような状態となっていました。

こりゃだめだと思い、元のケント紙で作った筒に戻し(これは厚みがあるのでぐらぐらしません)、その内面に植毛紙を入れることにしました。

DA★300mmでの試写をしていないので、上の対策で直ったのかいなか不明ですが、BORG77EDⅡでの組み合わせで、遠景及び近距離での実写をしてみました。

下の写真の機材は、

BORG77EDⅡ+0.66DGT+KenkoUVフィルタL41※+AFアダプター+K20D

です。AFアダプターを付けないときは、

BORG77EDⅡ+KenkoUVフィルタL41※+K20D

※:以前より、パープルフリンジ対策として常用フィルタとしています。(実際はあまり効果はなかったのですが、解像度もそれほど落ちないのでそのまま付けてました)

【遠景テスト】

■月でチェック

(AFアダプター改)

Imgp5656_kai

上のピクセル等倍

Imgp5656_t

(AFアダプターなし)

Imgp5676_nashi

上のピクセル等倍

Imgp5676_t

(AFアダプター1.7x)

Imgp5663_nor

上のピクセル等倍

Imgp5663_t

月でのテストの結果は、AFアダプター改の解像はAFアダプター1.7xより劣る感じでした。

また、月の写真から、AFアダプター改のテレコンとしての倍率をチェックしたところ、約1.48倍でした。

つまり、0.66DGTとの組み合わせでは、

f510mm×0.66×1.48 = f498mm/77mm = F6.5

の仕様の半AFレンズとなります。

■鉄塔でのチェック

撮影距離 : 約1400m

(AFアダプター改)

Imgp5682_

(0.66DGTはBORG77EDⅡと組み合わせると周辺減光が目立ちますので、ノートリの写真を撮影される方は、AFアダプター1.7xとの組み合わせの方が良いです。)

※:周辺減光は、別記事で報告しますが、レンズケースのレンズ後方(カメラ側)の内径が小さかったことが原因でした。この内径を大きくすると改善します。

上のピクセル等倍

Imgp5682_t_3

輪郭がぼやける現象はないようです。

(AFアダプター1.7x)

Imgp5695__2

上のピクセル等倍

Imgp5695_t_2

鉄塔テストでは、AFアダプター改も良く解像しています。

■ウミネコでテスト

撮影距離 : 約250m

(AFアダプター改)

Imgp5781_


上のピクセル等倍

Imgp5781_t

(AFアダプター1.7x)

Imgp5810__2

上のピクセル等倍

Imgp5810_t

ウミネコも良く解像しているようです。

また同様に輪郭がぼやける現象は確認されません。

【中~近距離テスト】

■アオサギでの確認

(AFアダプター改)

Imgp5854_

(AFアダプター1.7x)

Imgp5845_

■アオバズクでの確認

(AFアダプター改)

Imgp5636_

(AFアダプター1.7x)

Imgp5635_

とここまでです。

総合的に、どうだったか?というと、細かい解像はまだAFアダプター1.7xの方がよい感じですが、暗いところでのAF性能と逆光での青にじみはAFアダプター改に軍配が上がります。

現在の外観はこのようになってます。

Imgp5872_

数日使用したら、ケント紙が縮んで、アダプター本体とレンズセルとの間が少しガタが発生したので、銅テープで調整してます。

(あくまでも、改造は自己責任でお願いします。)

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